アメリカでは家庭でのビールの醸造が認められていて、ホームブリューのお店やオンラインで材料を揃えて気軽にビールを作ることができます。
せっかくアメリカに住んでるからお家でクラフトビールを作ってみたい!
と思いホームブリューイングに挑戦してみました。
一度物品をそろえれば、毎年冷蔵庫にたくさんの自家製ビールをストックできます。
この記事では、鍋や発酵容器など、ビール造りに必要な物品を紹介します。
ビール造りに必要な物品リスト
まずは必要物品を一覧にまとめます。
詳しくは後程それぞれコメントします。
- 消毒剤・スプレー容器
- 洗剤(なくてもOK)
- 大きな鍋(最低4ガロン。大きいほうが良い)
- 温度計
- 大きなスプーン
- サイフォン
- ネット(麦芽用)
- 6ガロンの発酵容器(カウボーイorバケツ)
- エアロック
- ネット(ホップ用)
- ボトル
- 王冠
- ボトルキャッパー
【オプション】
- 比重計
- 二次発酵用容器
初心者向けスターターキット
確認するのが面倒…という場合は便利なスターターキットもあるのでそちらで揃えてしまいましょう。
こちらのスターターキットはビールの材料もついて200ドルちょっとでした。
消毒に必要なもの
まず、消毒です。
ビール造りでかなり重要な部分!
- 消毒剤・スプレー容器
- 洗剤(なくてもOK)
作業する前にまず消毒。
ビール造りで一番怖いのが余計な菌が外部から入り込んで失敗につながること。
もちろん、きちんと消毒すれば怖がる必要はありません。
発酵容器・ボトル・王冠・メッシュバッグ・ホップの袋を開けるハサミにいたるまで、事前に消毒します。
(消毒液につけて数分待てば完了。)
細々したものに振りかけるのに、スプレー容器があると便利です。
ホームブリュー後汚れたものを洗うのに専用の洗剤がありますが、家庭用の洗剤を使ってもOKです。
醸造段階で必要なもの
- 大きな鍋(最低4ガロン。大きいほうが良い)
- 温度計
- 大きなスプーン
- サイフォン
- ネット(麦芽用)
5ガロンのビールを醸造するには最低4ガロンの鍋が必要です。
(発酵容器に移した後に水を足します。)
大きめのものを用意する方が便利。
かき混ぜるための柄の長い大きなスプーンも必要。
サイフォンがあると、鍋から発酵容器に移すときにスムーズです。
発酵段階で必要なもの
発酵容器 (カウボーイ)
煮込んだビールの元を冷やしたら、発酵容器に移して発酵させます。
- 6ガロンの発酵容器(カウボーイorバケツ)
- エアロック
- ネット(ホップ用)
発酵容器にはペットボトルのカウボーイや専用バケツが使えます。
カウボーイは表面を傷つけたらダメなので、バケツの方が使い勝手は良いかも。
水を入れて密閉状態を作ってくれるエアロックも必要。
発酵によって生まれる二酸化炭素は外に排出して、外からは菌が侵入するのを防ぎます。
エアロック
瓶詰めに必要なもの
最後は瓶詰に必要なもの。
ボトルに詰める瞬間はやっぱり気分が高まります!
- ボトルorグローラー
- 王冠
- ボトルキャッパー
5ガロンの場合、22オンスのボトル×30本か12オンスのボトル×55本用意すればOK。
王冠のデザインもいろいろあって楽しめます。
使用したボトルは洗浄して再利用できます。
旅先でブリュワリーのグローラーを買い集めて使うのも良いですね!
グローラーの場合は王冠もボトルキャッパーも必要ないのでラク。
ただ、容量が少ないほうが便利なのでボトルとグローラーを併用するのがおすすめです。
一度揃えれば毎年ビールを作れる
一度揃えてしまえば何度も使えるのでコスパも良し。
気軽に始められる趣味だと思います。
難易度もさまざまで初心者でも簡単に作れる材料キットもあります。
材料や作り方はこちらの記事で紹介しています。